信念体系がマニフェステーション(具現化)につながるという話でした。
QHHTのプラクティショナーをしていると、本当に様々な方が来られて、自らのすばらしいマニフェステーションの話をしてくださることが多々あります。私よりも、ずっとうまく使いこなしていて、子どもの頃の野球選手と付き合う夢が叶ったとか、タワマンに住むとか、宝くじに当たるとか、願ったことがすべて形になっている方々にもお目にかかりました。
そういう方々に会うのは、とてもいいことなんですよ。この人もマニフェステーション(具現化)したんだ!と私の中に刻み込まれ、マニフェステーションはできるという考えを強化してくれるからです。みなさんが、このブログを読むのも、同じ効果があると思います。
それでも、他の人には起きるけど、自分には起きないと思っていませんか?
まずは、その考えを変えましょう。
私の例からもわかるように、信念体系を変えるには、流れを妨げている考えに「気づく」ことです。いわゆる自分の制限に「気づく」ということです。「お金は稼ぐもの」というのも制限だとお話しました。しかし、気づくことは簡単なようで実は厄介なんですよ。
なぜなら、その信念体系はその人にとっての「当たり前」だからです。以前、大学生のカウンセリングをよくしていましたが、ほとんどの学生が家を出て始めて、自分の家族のおかしさ(または、すばらしさなど)がわかったと言っていました。仕事柄いろんな方のお話を聞きますが、どれ一つとして同じ家族のあり方はありません。生活リズムから食事の仕方など驚くほどに違います。けれども、そのことを意識して生活しているかというと、そうではないので、その中にいるとまったく気づかないのです。大学生になって、家族の元を離れ、自分で家のことをやったり、他の友人の家族の話を聞いたりするうちに、その違いに気づくことが多いのです。
これは別の職場に就職するでもいいですし、住居を変えるとか、海外に住むとかでもいいです。つまり、これまでと違う色を持つ場所(異なる価値観の場所)に行くことで、自分の色がはっきりしてくるのです。
そういうことができないなら、断捨離でもいいです。なぜそれを買ったのか、今後必要なのかと考えるうちに、自分の考えの癖に気づいたりします。
前に奇跡的にコンサートに行くことができたアイドルグループの存在が「自分の内的な変化に欠かせないとどこかでわかっていた」と書きましたが、それは私の人生で初めてのことだったからです。思春期にはまったく興味がなかったのに、いい歳になって、なぜか急にそのグループに「落ちた」ので、自分でも青天の霹靂のように感じていました。そのグループにハマることで、まったく違う世界が開け、自分のそれまでの信念体系を変えることになりました。その体験をもとに、今こうやってマニフェステーションについて書いているので、それもサブコンシャスの大きな計画の一部だったのかもしれませんね。
それまでの「当たり前」の状態を敢えて変えるようなことをしてみると、いろんなことが見えてきます。そして、それまでの自分がプチパニックを起こします。心は恒常性を保とうとして、古い在り方、考え方にしがみつこうとするからです。でも、このプチパニックこそが、実は信念体系を変えるのに大切なんです。
つづく
ギザのピラミッドのライトショー
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