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  • 執筆者の写真Naoko

メッセージの受け取り方(8)

更新日:2022年4月29日



QHHTのインタビューで長々と話すことは、催眠セッションで「死んだ状態」になる=個人の枠から離れる前に、人生をまとめるという意味だと伝えしました。そう考えると、2~3時間では短いと感じられるかもしれませんね。


さらに、話すということについても考えてみたいと思います。話すとは、「放す」、つまり「手放す」ことだと聞いたことがあります。となると、「話したくない」=「手放したくない」、ということになるのでしょうか。以前、松村先生の書籍で、「秘密を持っている人はエーテル体が肉体に張り付いている」と読んだことがあります(誰かの言葉の引用かもしれません)。何か隠し事があるとオープンになれないとはわかりきったことですが、エネルギー的に見ても、エーテル体が肉体にくっついて離れにくいということです。


これはQHHTでは困りますよね。ずっと読んできてくださった方は、なぜ困るかすぐにお分かりだと思います。QHHTでは、夢遊性トランス状態に入ることで、エーテル体が広がり、個人の枠から離れて、時空を超えた情報にアクセスできるとされています。それなのに、エーテル体が肉体にくっついて、広がっていかなければ、必要な情報にアクセスすることが難しくなるということです。秘密にするつもりはなくても、いきなり知らない人に自分のことを話すことが憚れる場合もあるでしょう。だからこそ、お互いの信頼関係を築くためにも、インタビューに時間をかけるのです。QHHTは本当に丁寧に作られています。


では、自分でメッセージを受け取る場合はどうでしょうか?


この話す=手放す行為を自分でやることになります。つまりは、デトックスですね。どぶさらいともいいますが、私たちは物質次元に降りて、小さな自己に入ってしまうと、高次の自己のことをすっかり忘れてしまいます。そして、この物質次元で生きる中で、様々な癖が染みついていきます。これは必ず誰にでもあるもので、その部分をどぶさらいしていくのです。


高次の霊的存在と交信することをチャネリングといいますが、このチャネルchannelとは、水路、通信路という意味です。どぶさらいとは、まさにうってつけの言葉です。この水路に溜まった汚泥などをきれいにすることで、通信路がきちんと確立できるからです。


Netflixで「タイラー・ヘンリーの死後の世界」というシリーズがあります。これは霊媒師タイラーが様々な人に会い、それぞれの近親者の死後のメッセージをその場で届けるというドキュメンタリーです。どこまで本当なのかはわかりませんが、なかなかいい仕事をしています。その中で印象的だったのは、彼がきちんと自己メンテナンスをしていることでした。


霊媒の仕事が終わった後は、数日間は家に籠って、たくさん寝て、入浴して、瞑想して、絵を描いたりという、自分一人だけの時間を持つことを大切にしていました。自分をクリアにするための時間だそうです。仕事としてやっていくには、それくらい気を付けて常にクリアにする必要があるのでしょう。


つづく



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