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  • 執筆者の写真Naoko

メッセージの受け取り方(4)

更新日:2022年4月6日

メッセージの受け取り方(3)の続きです。


夢の神殿で行われていたことがヒントになるということで、私の受けたQHHTセッションの一部をご紹介しました。


内容にヒントがあるのですが、その前にこの時の私の心の状態についても説明したいと思います。それもメッセージの受け取り方やQHHTを受ける準備として役に立つと思うからです。


まず、こんなにペラペラ話しているので、さぞかしはっきりと神殿の様子が見えていると思われる方もいるかもしれませんが、実はほとんど見えていません。例えば、プラクティショナーから「作業している二人の服装というのは?」と尋ねられて初めて、「黒っぽいビロードに金か銀の糸で刺繡がされている」というのが一瞬ぼんやりと見えました。そういうものなのです。中には、映画のようにくっきり見えたと言われた方もいらっしゃいますが、とても羨ましいです。どのように見えるのかは、人によって全く違うものです(全く見えずに感覚のみという方もいます)。


アスクレピオス(イラスト)


ただオープンマインドでいる姿勢というのが大事なのです。


このセッションを受ける前に、長く私の心にあった、夢の神殿で何がなされていたのかを知りたいとある方に言いました。すると、そういうビジョンを見るのが得意な人が集まって、みんなで見たら早いのではないですか?と提案してきました。


私はお断りしました。なぜなら、この神殿は確かに存在するものだと思いますが、みんなで見るということは、まるで何か「正解」があるように、その方が思っていると感じたからです。


アスクレピオスの神殿は、最初にも書いたように、ギリシアだけでなく、様々な場所に長きに渡って存在しました。アスクレピオスは何代目もいたと言われています。私は別にその史実に照らし合わせたいわけではありません。そもそもその史実自体が、捻じ曲げられて伝わっている可能性もあります。それよりも、私が20代の頃から見ていた神殿がどのようなものかを私自身で見つけることに意味があると感じていたのです。その発見のプロセスが大切なのです。


メッセージの受け取る時、QHHTを受ける時もそうです。

「正解」を求めようとすると、逆に閉ざすことになります。オープンマインドではなくなります。なぜなら、何が「正解」かは、人によって違うし、時代によっても違うし、同じ人でも時期によって異なることもあるからです。「こういうものだ」と決めつけてしまうと、そうでないものが来た時に逃してしまいます。


このセッションでも、考えずにただ質問に答えています。別に何色の服が正解なんてないのです。もし誰かがこの神殿を見た時に、別のものに見えるかもしれません。でも、それでいいと思うのです。それはその人にとっての大事な意味があるからです。


とにかく出てきたものを決めつけずにただ受け取り、後からなぜそうなのだろう?と考えてみると、様々な発見があります。すぐにGoogle検索するとかではなく、すぐに人に話すとかではなく、偉い人に聞くとかではなく、何年にも渡って、ああかな、こうかなと考えてみる、その発見のプロセスに意味があると思うからです。


つづく

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